登場人物紹介(第五幕用)

 

   変化せずには語られまい。

 

○メインメンバー

●川崎樹(かわさきいつき)
「俺の存在理由なんて、自分で決めればそれでいいじゃないか!」
役割:主人公
性別:男
武器:ニ刀剣(剣を二本使うこと)
十五歳の高校生。姉と二人暮し。ごく平凡な青年だった。
運動音痴。頭脳は普通。
何かにつけて逃げ腰。魔力はゼロ。精霊の力を借りて呪文を発動する。
本名をヴェイグ・ベセリアといい、アユラツで作られた存在。
世界の流れを変えるための兵器と呼ばれている。その魂は力石と黒いガラスの魂。
だが、ちょっとした手違いで欠陥品になってしまった。
なんだかんだで不幸な人。
5月12日生まれというのは本当ではない。

●リヴァセール・アスラード
言ったじゃない。君を独りにはしないって
役割:主人公のパートナーらしい
性別:男
武器:短剣、呪文
樹曰く、外人。十五歳。
記憶力がいい。運動音痴ではない。呪文が得意。
魔物に対して異常なほど恐怖を持っており、その時は逃げ腰になる。
自称暗殺者だが本当は警察の特別官。死刑執行人らしい。
大人のことを嫌っているが上官であるヤウラのことは大好き。かなり態度が変わる。
樹を異世界へ飛ばした張本人。常に黒服を着ているのにはわけがあるらしい。
12月25日生まれ。

●アレート・ガルダーニア
私だってずっとあなたのこと見ていたんだから
役割:ヒロイン
性別:女
武器:武術、鍵
ガルダーニアという国の王族だった。
本名をウィーダといい、アユラツで改造のようなことをされた人。
力石と黒いガラスを封印している扉の鍵を身体の中に入れられている。
樹と違って完成品であることはあるが、鍵のせいで呪文は使えなくなっている。
しかしどこへ行ってもマイペースに変わりはない子。かなり正直に言いたいことを話す。
実は最も厳しい人なのかもしれない。
7月24日生まれ。

●ジェラー・ホクム
「僕は君と違って自分を大切にしないんだ」
役割:元敵
性別:男
武器:呪文、杖
本名不明。オーアリアでは敵だった。十二歳くらい。
無表情で無愛想。よく樹に強制移動をさせる。
ガーダンを作っているという人の元で働いていたが、今はそれをやめている。
人の心が読める。樹とだけは言葉にしなくても意志を伝えることができる。
行くべき場所もするべきことも見失ったため樹について行くことにした。
誕生日不明。

●ロスリュ・ワイノルカロ
あら、私は未来が見えるのよ。忘れたの?
役割:仲間?
性別:女
武器:扇、銃(昔)
スイベラルグの街で出会う少女。
目的は不明だが、理由も語らずに樹について行くことに。
治癒系の呪文が得意。

昔に交わした約束のために戦わないと決めている。
常に冷静で冷淡。落ち着いた雰囲気を持っている。
現代社会にて一度姿を暗ましたが再び戻ってきた。
本人は少し先の未来が見えると言っているが詳細は不明。

●ラザーラス・デスターニス
「俺はお前にどう思われていようとここに居続けるつもりだ」
役割:お友達
性別:男
武器:鎌
現代社会にて、普通に高校に通っている異世界の住人。
師匠の家に住まわせてもらっている。
厳しくなったり優しくなったりと、性格がはっきりしない人。
過去にあらゆる犯罪を起こしてきたがあまり自覚がない。だが少なくともお人好し。

人を信じすぎたことを悔やんでか、今ではすっかり他人を信用しないようになってしまった。
実は精神的に一番弱い。

 

○サブキャラ

●師匠
「少し休め。まだ若いんだから」
役割:師匠
性別:男
武器:物ならなんでも
名前不明。なぜなら忘れたから。
現代社会にてラザーラスと一緒にアメリカの小屋で住んでいる。
昔に現代社会から異世界へ行ったことのある人に知り合ってこちらへ来たらしい。
師匠という名はだてではなく、とりあえずそれなりの力はあるらしい。
性格はのんびりした方なので見落としというものも少なくないとか。
少なくともお人好しな人。
とにかくスーリが嫌いらしい。

●ヤウラ・アシュレー
「何と非難されようとも俺は自分の正義を貫くつもりだ」
役割:警察
性別:男
武器:(多分)短剣
リヴァの上官兼保護者。口が悪いのは全くなおらない。
人によって態度が変わる。敬語を使ったりする時もあるが、ほとんど口が悪いまま話す。
人のことを名字で呼ぶ。が、なぜかラザーラスのことは名字で呼ばない。

立場的に結構偉いらしい。
自称二十七歳。

●ラス・エルカーン
「自分を信じられない人はただの馬鹿ですよ?」
役割:商人
性別:男
武器:???
自称武器商人の少年。その容姿は少女のようにも見えるほど中性的。
ほとんど敬語口調で人に頭をよく下げる。あまり子供のように見えないが十四歳。
弱いくせに危なっかしい場所へ行くのが好き。
自称でも武器商人なので情報通。たまには役に立つ奴。
妙に明るい性格をしている。なぜか自画自賛する時がある。
アユラツにまで出没する姿は見上げたものだ。

●シン・ベセリア
「俺は自分が生まれてきて幸福だなんて一度も思ったことはない」
役割:本当に偽善者だった
性別:男
武器:主に呪文
樹やスーリと同じくアユラツで作られた存在。

無駄に魔力は多かったが体力に乏しかったので失敗作扱いされていた。
言うならばスーリの弟。しかしそう呼ばれると怒る。
とにかく全てのものを嫌っている。特にスーリと樹を嫌っている。
ただシフォンだけには心を許しているらしい。

●スーリ・ベセリア
「できることなら、君を傷つけたくはなかったんだ」
役割:もうわけが分からない
性別:男
武器:武術
一番初めにアユラツで作られた存在。
シンとは逆で魔力が乏しかった。でも一応呪文は使えるらしい。
とにかくダザイア様様。ダザイアのためなら命だって投げ出す覚悟を持っている。
自分で自分の感情を封印したと言っているがかなり怪しい。
ダザイアの計画を受け継いでずっと頑張ってきたある意味けなげな人。
樹やアレートのことは結構好きらしい。なぜなら兄だから。
実は最も哀しい人なのかもしれない。

●ダザイア・ベセリア
時を、世界を、さだめを変えろ。それがお前の存在理由だ」
役割:親
性別:男
武器:なし
アユラツで住んでいた研究者。
樹やアレート、シンやスーリを作った張本人。
すでに他界しており、アユラツには彼の魂が宿った本が残っているだけ。
彼の計画はスーリが受け継いでいる。
言うなら、樹の父親。

 

○精霊

樹に魔力はまったくないため、精霊たちの力を借りて呪文を発動する。
樹の右腕の腕輪にはめ込まれた石の中で、精霊たちは待機しているらしい。
基本的に性別は決まってないので、見た目で判断するらしい。
最近は召喚呪文が変わってしまったので石の外に出る機会が減ったと不満を持っているとかいないとか。

●エナ
「忘れないでください、私たちは人の為にあるのです」
属性:火、氷、風
性別:女
呪文:エルフォート(火)、ジターザ(氷)、ウインドランス(風)
三つの属性を司りし聖なる精霊。

●エフ
「虚しいもんだな、自分の創造物がより長生きするってのは」
属性:水、地、雷
性別:男
呪文:アカズミーア(水)、アース(地)、バスカルート(雷)
三つの属性を司りし博学なる精霊。

●エミュ
「幸せを追い求めて何が悪いの?」
属性:星
性別:女
呪文:メテオ、メテオシャワー、メテオスウォーム
幾千年の時を越えし星の精霊。

●スルク
「あの頃の気持ち。忘れたわけじゃないさ……」
属性:月
性別:男
呪文:ライト、ライトウインド、ライトソード
世界の影を見守りし月の精霊。

●コリア
「あーあ。哀しいや」
属性:太陽

性別:女
呪文:サン、ゴッド、ソレイユ
遥か天空より光をもたらす陽の精霊。

●オセ
「本当に情けないな、お主は。早く帰って来い――」
属性:光
性別:中性
呪文(?):羽ペン、本、ディザイアー、ディスカバリー
全てを従えし光輝なる精霊。

●ソイ
「闇が……」
属性:闇
性別:やや女性
呪文:リーズン、シャイニング
終焉より来たりし暗黒の精霊。

●シフォン
「僕は何も望んではいけないんです。でないと――」
属性:源
性別:不明
呪文:ジャッジメント
知られざる世界の源の精霊。

 

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